家づくりで大きな悩みになるのが「デザインにどこまでお金をかけるか?」です。
標準仕様で十分なところもあれば、オプションを取り入れることで雰囲気がグッと変わる部分もあります。
ただ、全てにこだわってしまうと予算オーバーになってしまうので、我が家では「ここは妥協」「ここはこだわる」とメリハリをつけることを意識しました。
今回は 【デザイン編】として削った部分・こだわった部分 を具体的にご紹介します。
削ったデザイン(費用を抑えた部分)
リビング・寝室・子供部屋のサッシは標準に
サッシはオプションにすると一気に金額が跳ね上がる部分。
- リビングや寝室、子供部屋は「来客の目に触れにくい空間」
- 寝室と子供部屋は木目の床なので、標準のサッシでも違和感が少ない
こうした理由から、ここは標準仕様のままにしました。
毎日過ごしていても気にならず、結果的にコストダウンにつながりました。
壁紙は標準仕様に
本当は砂壁や和紙など、雰囲気のある壁紙を全面に採用したい気持ちがありました。
ただ、
- コストが高くなる
- 子どもがまだ小さいため、少しでも丈夫な壁紙が良い
といった理由から、全体は積水の標準壁紙にしました。
インテリア雑貨は後回しに
設計士さんからは「部屋に緑があるとバランスが取れて良い」とアドバイスをいただきました。
ただ、
- 子どもがまだ小さく、安全面を優先したい
- 今すぐ整えなくても生活に困らない
ことから、観葉植物や装飾雑貨はあえて後回しにしました。
ひとまずシンプルな空間で暮らしながら、少しずつ雑貨やグリーンを取り入れていく予定です。
こだわったデザイン(投資した部分)
天井の突板(旦那さんのこだわり)
これは旦那さんの強い希望で採用した部分です。
- 無垢材のような質感で空間に高級感が出る
- 視線が上に抜けたときに「毎日気分が上がる」
- 家の雰囲気を一気に格上げしてくれる
少し費用はかかりましたが、ここはこだわってよかったと強く感じています。
エアコンのルーバー
最初は「壁に埋め込むだけで十分」と考えていましたが、設計士さんやインテリアコーディネーターのおすすめで採用しました。
- 埋め込むだけでなくルーバーで隠すことでよりスッキリ
- 生活感が消えて、おしゃれ感がアップ
- 来客にも「すっきりしていて素敵」と褒められるポイントに
思い切って採用してよかったと思っています。
廊下とトイレのサッシをオプションに
廊下やトイレのサッシは意外と毎日目に入る部分。
- 標準との差が大きい
- 小さな空間だからこそデザインが際立つ
ここはオプションにすることで、満足度がぐっと高まりました。
寝室の一角に和紙の壁紙を採用
壁紙全体を和紙や砂壁にするのは断念しましたが、寝室の窓脇の一角だけ和紙を取り入れました。
- 部分的な採用ならコストも抑えられる
- 「どうしても雰囲気のある壁紙を使いたい」という欲求を満たせる
- 空間にアクセントができて、シンプルすぎない雰囲気に
ちょっとした工夫で満足度がぐっと上がりました。
ダウンライトをグレアレスに
照明は部屋の雰囲気を大きく左右します。
- グレアレスライトを採用することで、まぶしさを抑えて上質な空間に
- 縁の色を茶色に変えるオプションもありましたが、施工例を見て検討した結果、標準の白を選びました
- 白でも突板の天井に十分馴染み、違和感なし
オプションにしなくても十分満足できた部分です。
デザイン選びで意識したこと
我が家がデザインを選ぶ上で意識したのは、
- 人の目に入りやすい部分には投資する
- 家族で「譲れない部分」を決めて優先度を上げる
- 後からでも整えられる部分は無理にこだわらない
というメリハリです。
まとめ|デザインにお金をかける価値はある?
デザインにお金をかける価値は、「毎日の気分を上げてくれるかどうか」だと実感しています。
- 削ったもの:リビング・寝室・子供部屋のサッシ、壁紙(基本は標準)、インテリア雑貨(安全面を考えて後回し)
- こだわったもの:天井の突板、エアコンのルーバー、廊下とトイレのサッシ、寝室の和紙壁紙、ダウンライト(グレアレス)
結果的に、予算を守りながらも 雰囲気と満足度の高い家 をつくることができました。
この記事が家づくり中の方の参考になれば嬉しいです。質問や気になることがあればコメントで教えてくださいね!

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